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自然素材である木には人に優しい優れた特性があります。
この事につき、簡単に述べていきたいと思います。
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| 日本は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ太古の昔から木の家に住み、木に慣れ親しんできました。現代のように鉄筋コンクリートの家が増えてもなお木造住宅が好まれ続けているのは何故でしょうか。鉄筋コンクリートの寿命は60〜70年位と言われるのに対し、世界最古の木造建築と言われる法隆寺は1,300年もの間風雪に耐えながらも逞しく生き続けています。 |
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昔からよく木の家に住み木の家具に囲まれていると、なんとなく心が安らぎ疲れがとれると言われていますが、これはどういう事でしょうか。
木の製品には紫外線をよく吸収し光を乱反射する性質がある為、長時間接していても目が疲れにくいですし、熱伝導率が低い為に温かく感じられます。また木には吸湿・脱湿特性があり、ある程度湿度調整能力を持っているとも言われています。
これらの事は、ひいては自然界に存する同じ生命体として、伐採されてもなお無数の細胞からなる生物材料であるという事に起因するのではないかとも言われています
日常生活において使用される道具についても、柄の部分は殆ど木が使われています。
その理由は以下の通りです。
| ・手で握った際の温かみ(温感)、しかもその感じが季節によって影響されない。 |
| ・使用感・リズムを敏感に手で感じ取る事ができる。 |
| ・衝撃のショックを吸収し手に直接響かない。 |
| ・表面があまり平滑でなく汗が出てもそれを吸収する性質がある為、滑りにくい。 |
| ・これらの効能の割に廉価である。 |
この様な条件に合う素材で木に勝る材料は見当たらない為と思われます。
また、実例としていろいろな材料の床の上を歩いてみた場合に、木の床が一番歩きやすいと感じる人が圧倒的に多いですし、建具・家具等の接触感覚も適度の柔らかさ・滑らかさ・吸湿性によるさらりとした感覚、特に温かさの感覚が住み心地に大きな影響を持つと言われています。
また、木は物理的にも中庸で安定していますし、とりわけ日本人にとっては古くから生活上の依存度も高く、精神的な拠り所という面も多分にあるでしょう。これらの事から、木は最も人間感覚に調和していると言う事ができるでしょう。 |
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