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木材の知識
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木工には自然木の他、合板や集成材などの優れた材料が市販されています。
自然木で作る作品には代え難い良さがありますが、作りやすさ・価格などを考慮した場合、是非活用したい物です。

合板
 合板が日本で実用化されたのは明治末期頃、戦後になり高度な接着剤が開発されたことにより飛躍的な発展を遂げました。
普通、合板とは原木をリンゴの皮を剥く様に薄くはぎ取り、木目方向が直交する様に貼り合わせて作る為、広くて均一な材料を作る事が出来、天然木の欠点である割れ易い広い材が取りにくい等を補っているのです。しかも広さの割には軽く、加工も楽で安価である。
この様な事から木工・建築・土木と広く使われています。
強いて欠点を挙げるとすれば安っぽく見えてしまう事。これは仕上げを丁寧にする事によりある程度解消できますし、軽くて安いと言う特長を生かし、見えない所等に活用すれば作品が重くなるのを防ぎ、材料費を安く押さえる事が出来ます。

合板は接着剤で貼り合わせて作る為、接着剤の種類によって耐水性に差があります。この耐水性の差により、耐水性の高いものから特類合板・一類・二類・三類合板と四段階に分類されています。
特類合板は常時湿潤状態にも耐えて、一類合板は長時間湿潤状態に耐えるため、屋外家具・犬小屋・コンクリート型枠・住宅外装・下地材等に使われます。
二類合板は屋内や多少の湿潤状態に耐えるため、建築・木工・家具等最も広く一般的に使われています。
三類合板は湿気の無い屋内だけで使用可能。木工には余り使われません。
合板の種類
ラワン合板 表裏ともラワン材を使用。価格も安く最も一般的な合板ですが、表面仕上げの状態が良くないので裏板等、見えない所に多く使われています。
シナ合板 ラワン合板の両面、又は片面にシナ材を貼ったもので、表面仕上げは良好で美しい作品を得る事が可能です。厚みの種類も豊富で、使い易い反面、価格は高めです。
化粧合板 ラワン合板の両面、又は片面に様々な素材を貼り付けた合板の事でシナ材等を貼った天然木合板コルクを貼ったコルク合板、その他表面に樹脂や金属箔、布などを貼ったオーバーレイ合板等の特殊化粧合板等があります。
ベニヤコア合板 普通合板とも呼ばれ、薄い単板を合わせて作られたもの。縦横の強さが均等なため木目を気にせず使用できる反面、釘打ちには弱く割れやすいのでキリで穴を開けてから打つ方が良いでしょう。
ラバーコア合板 木片を接着して作った集成材の表面にラワン等の素材を貼り付けたもので、かなり厚い板を作る事が出来ます。釘打ち等も自由な為、大きな作業台等が出来ます。
集成材
 集成材は小さな木材を寄せ集めて接着し、大きな材木を得る方法で作られた材木で、天然木では大きさ・巾等の限界がありますし、非常に高価になり節や腐朽部等も避けられません。
これらの欠点を補うために開発されたのがこの集成材で、木よりも強い材と言われています。
世界最大の木造建築とされる東大寺大仏殿の柱にもこの手法がとられています。勿論、接着剤は使われていませんが集成された木を鉄のタガで締め付けて250年の風雪に耐え、その耐久性を証明してくれています。
建築材料等に使われる構造用と木工作等に使われる造作用とがあり、種類も豊富で狂いも少なく大きな板や厚みのある材が比較的安価で求められる集成材は、広い用途を持つ材料と言えるでしょう。

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